画文帯神獣鏡

資料ID3354
分野考古
分野補古墳時代
区分実物
年代古墳時代
県名岐阜県
市町村名海津市南濃町
出所名又は地名円満寺山1号古墳出土
解説文又は共通解説文円満寺山1号古墳は、古墳時代前期の前方後円墳です。濃尾平野を西から見下ろす山の上に作られています。刀や鏃(やじり)、斧などの鉄製品、3枚の銅鏡が一緒に納められていました。この画文帯神獣鏡は銅が鋳型にきっちり流し込めていないため、模様が模糊(もこ)としています。奈良県黒塚古墳では33枚の三画縁神獣鏡が棺外に、画文帯神獣鏡は遺体の頭部に供えられていました。この鏡も棺材近くで立位で見つかっており、棺内に納められたものと思われます。三画縁神獣鏡より重要な扱いであったようです。径148mm。

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