脇指 銘 延房作

資料ID273022
分野美術工芸
分野補刀剣・刀装具
区分実物
作者延房
年代慶長(1596-1615)頃
寸法(図録用)刃長42.0cm、反り0.4cm
数量(単位)1口
解説文又は共通解説文延房は、新古境期の尾張鍛冶。清州(愛知県清須市)で鍛刀し、丹波守を受領した。
本作は、平造り、庵棟の、姿のよい寸伸び短刀。本作のような身幅(みはば)が広く、豪壮な平造りを大段平(おおだんびら)造りや段平という。よく鍛錬され、つんだ板目に白(しら)け映(うつ)りが立つ。表裏ともに二筋樋(ふたすじひ)をかく入念作。湾(のた)れにところどころ金筋(きんすじ)・砂流(すながし)がかかる。

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