今村式地震計

資料ID242344
分野岩石
分野補岩石・その他
区分実物
解説文又は共通解説文岐阜測候所(現岐阜地方気象台)に大正4年から昭和27年まで、地震観測に使用された地震計で、今村式強震計とよばれています。今村式強震計は測定感度の倍率を2倍におさえ、強い揺れでも振り切れないようにしています。関東大地震では、地震の規模が大きく日本各地に大きな揺れが伝わったために、ほとんどの観測所では地震計の針が振り切れてしまい、十分な記録を残せませんでした。しかし、岐阜測候所の今村式強震計は、関東大地震のゆれを振り切れることなく完全に記録し、貴重なデータを残しました。

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