落合芳幾 太平記英勇伝 森蘭丸長康

資料ID228367
分野美術工芸
分野補絵画
区分実物
作者落合芳幾
年代江戸時代 慶応3 年(1867)頃
材質中判錦絵
寸法(図録用)縦24.3cm 横18.1cm
数量(単位)1枚
解説文又は共通解説文本図は錦絵。「太平記英勇伝」は太閤記の登場人物を描いた揃物(そろいもの)。人物の略伝を添えています。落合芳幾の師匠、歌川国芳(うたがわくによし)の揃物「太平記英勇伝」と形式を一にします。本図は森蘭丸が本能寺の変で戦う場面。下にいる敵を槍で突いています。このシーンを絵柄に採用する錦絵は多く、当時の人々が特に好んだモチーフだと推測することができます。蘭丸は美濃兼山城(可児市兼山)主の森可成(よしなり)の三男。織田信長に仕えました。実名を長定(ながさだ)、長康とする説もありますが、正しくは成利(なりとし)です。

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