三代目中村歌右衛門の武智光秀と二代目嵐璃寛の真柴久吉

資料ID228130
分野美術工芸
分野補絵画
区分実物
作者柳斎重春
年代江戸時代 文政12年(1829)
材質大判錦絵二枚続
寸法(図録用)〈右〉縦39.2cm 横25.4cm 〈左〉縦39.02cm 横27.0cm
数量(単位)2枚続
解説文又は共通解説文本図は上方絵(かみがたえ)。上方絵とは上方(京坂)で刊行された浮世絵版画を指す言葉で、江戸版画に対する呼称です。肉筆画を含むこともあります。文政12年(1829)9月の、大坂角(かど)の芝居「松下嘉平治(かへいじ)連歌評判」に取材した作品です。三代目中村歌右衛門が演じる武智光秀(明智光秀)と二代目嵐璃寛(りかん)が演じる真柴久吉(羽柴〔豊臣〕秀吉)を描きます。織豊政権以後の武家に関する事柄を芝居や絵にすることは、江戸幕府によって禁止されていました。そこで、人名を変えたり、より古い時代のことに見立てたりして、芝居や絵を制作していました。

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