米法山水図

資料ID228128
分野美術工芸
分野補絵画
区分実物
作者梁川紅蘭筆 梁川星巌賛
年代江戸時代 19世紀
材質絹本墨画
寸法(図録用)縦134.5cm 横50.5cm
数量(単位)1幅
解説文又は共通解説文本図は妻の梁川紅蘭(1804-79)絵を描き、夫の星巌(1789-1858)が賛を書いています。米法山水とは中国の画家、米芾(べいふつ)・米友仁が始めた山水画風。大きな墨の点で山や木を描きます。紅蘭の中国画の学習成果がうかがえる作品です。星巌は曽根(そね)村(大垣市曽根町)に生まれました。漢詩人であり、書画を好みました。中国の墨跡法帖などを多数所蔵する一方、自らも嗜みました。後、勤王の大志を抱くようになりました。同じ村出身の紅蘭は星巌に漢詩文を学び、彼と結婚します。夫妻で諸国を漫遊することが多く、訪れた場所で詩を書いたり、絵を描いたりしました。

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