西浦焼 釉下彩鷺画花瓶
資料ID | 227775 |
---|---|
分野 | 美術工芸 |
分野補 | 陶磁器 |
区分 | 実物 |
年代 | 明治32年(1899)~44年(1911) |
材質 | 磁器 |
寸法(図録用) | 高15.2 口径1.6 胴径6.7 底径4.9 |
数量(単位) | 1口 |
解説文又は共通解説文 | 西浦焼とは、多治見市を中心に、明治時代初期から三代~五代西浦圓治のもとで生産された磁器です。多くは欧米向けの輸出品として販売されました。そのため、日本に現存する西浦焼は少ないです。 花瓶の胴には、葦が生える水辺に鷺がたたずむ光景を描きます。 背景には黄色を施します。 この図柄は西浦焼に多用され、同一の配色を行っている作品も多数存在します。 この花瓶の絵付けに用いられているのは吹絵(ふきえ)という技法で、西浦焼に採用された代表的なものです。 吹絵は、文様部分に和紙を貼り付け、一枚一枚剥がしながら絵具を霧状にして吹き付ける技法です。 釉下彩とは、図柄の上に釉薬を掛ける手法。 |