刀 銘 相模守藤原盛永/延宝七年五月五日

資料ID1735
分野美術工芸
分野補刀剣・刀装具
区分実物
作者藤原盛永
年代延宝7年
寸法(図録用)刃長69.8  反り2.3
解説文又は共通解説文鎬造(しのぎづくり)、庵棟(いおりむね)、中切先フクラ張る。中間反りに先反りと腰反りがつく。身幅(みはば)が広くがっしりした造り込み。小板目に小杢(もく)交(ま)じり、鎬地は柾(まさ)目がかる。足・葉(よう)入り、砂流(すなが)しかかる。刃中明るく匂口(においぐち)冴える。地沸が厚くついた地鉄に美濃丁子(互の目(ぐのめ)丁子(ちょうじ))を焼く。
盛永は越後高田藩(新潟県)のち水戸藩(茨城県)お抱えの大村加卜(おおむらかぼく)門人で、関(関市)のちに江戸(東京都)で作刀した。

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