黄鉄鉱
資料ID | 122145 |
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分野 | 岩石 |
区分 | 実物 |
国名 | スペイン |
県名 | リオハ州 |
市町村名 | ナバフン鉱山 |
解説文又は共通解説文 | 鉄と硫黄からなり、化学組成はFeS2で表される。主に六面体や八面体、五角十二面体の結晶形を示し、色は真鍮色で金属光沢を示します。その淡黄色の色調により金と間違えられることが多いことから、「愚者の黄金」も呼ばれています。硬度は6-6.5、鉄よりも硬いということでも知られ、硫化鉱物としては硬い。ハンマーなどで叩くと火花が飛び散ります。湿気には弱く、非常に脆くなり風化などの原因で表面が酸化分解されて褐鉄鉱などに変化し、特に黄鉄鉱の結晶の形をそのまま残して褐鉄鉱となっているものは「武石(ぶせき)」、あるいは「升石(ますいし)」と呼ばれています。 |