三葉環頭大刀

資料名カナサンヨウカントウダイトウ
時代古墳時代前期
グループ名会津大塚山古墳南棺
遺跡所在地会津若松市一箕町大字八幡
登録番号AK200400107
学術情報No.1
テーマ会津大塚山古墳
資料解説環状の柄頭の中に3つの葉に似た突起がある大刀です。
棺に納める際、三角縁神獣鏡の上に置かれました。そのため、表面の一部には鏡の緑青が付着しています。
接合はしませんが、出土時の計測値が約120cmであったことから本来の長さはこのくらいあったと考えられます。このような長い鉄刀を実際に使うことはかなり困難と考えられ、権威の象徴として持っていたものと考えられます。
錆びていますが、刀身にあたる部分に木質がついていることから、鞘に納められていたことがわかります。鞘には紐が観察され、繊維の形状から絹と想定されます。

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