虎渓三笑図

資料名カナコケイサンショウズ
分野分類絵画(日本画)
員数1幅
作者等小川芋銭
登録番号B202100001
学術情報No.1
テーマ会津の絵画
資料解説小川芋銭(1868〜1938)は慶応4年、牛久藩士の家に生まれた。廃藩置県後一家は牛久で農業に従事。洋画を学び、日本画も独学。明治40年前後には平民新聞等に漫画を執筆。書、俳諧、老荘思想に造詣が深く、農村風景、河童、精霊を好んで描いた。横山大観からは日本美術院同人に推薦された。
明治21年(1888)7月磐梯山噴火を朝野新聞に報道、明治時代末から大正時代に会津にしばしば来遊。会津若松の長尾柳涯、山都の田代蘇陽との交わりを深め、喜多方美術倶楽部の顧問を勤めた。
「虎渓三笑」とは、儒教・仏教・道教の三賢者が話しに夢中になって気がつくと思いがけない場所まで来ていたという中国の故事。

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