/3

松竹梅図

資料名カナショウチクバイズ
分野分類絵画(日本画)
員数3幅対
作者等佐竹永海(松)・遠藤香村(竹)・蒲生羅漢(梅)
登録番号B201600057
学術情報No.1
テーマ会津の絵画
資料解説会津・白河を代表する江戸時代後期の画家の共演による三幅対です。会津若松城下に生まれ、江戸の谷文晁に入門し、後に彦根藩井伊家の御用をつとめた佐竹永海が「松図」を、会津若松近郊香塩に生まれ永海同様谷文晁に入門、会津若松に戻り活躍した遠藤香村が「竹図」を、白河藩主・幕府老中の松平定信が見いだした白河の画家・蒲生羅漢が「梅図」を描いています。天明年間(1780年代)を中心に全国で盛んになった狂歌は南会津地域でも盛んに行われました。江戸時代後期~明治時代に活躍した大宅家5代・宗六郎は同地の有力な商家の当主で、「判者」の資格を得て「百中亭筈高」「四季歌垣真弧」の号で狂歌作者として活躍しました。各図には真弧の賛が記されています。

PageTop