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大川・只見川図巻

資料名カナオオカワ タダミガワズカン
時代昭和
分野分類絵画(日本画)
員数3巻
材質紙本
技法着色
作者等大滝雨山
登録番号B200400016
学術情報No.1
テーマ会津の絵画
資料解説大滝雨山(1871~1939)は、明治4年、山形県鶴岡市生まれ。文展などに出品し、好評を博しました。しばしば会津を訪れ作品を残しています。
本図は、会津を流れる二つの大河・大川(阿賀川、新潟県に入ると阿賀野川)と只見川の流域を描いた画巻。大川を2巻、只見川を1巻に描いており、昭和8年(1933)に完成しました。大川の下巻の巻末には制作の経緯が記されおり、友人でもあった会津若松の長尾柳涯氏の勧めにより、只見川を遡り、南会津町から大川を下って画稿を蓄えたようです。その後、会津若松の星野嘉右衛門氏から求められ3巻の作品として完成させました。昭和初期の会津の風景を伝える貴重な作品です。

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