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山水画帖
資料名カナ | サンスイガチョウ |
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時代 | 明治 |
分野分類 | 絵画(日本画) |
員数 | 1帖 |
材質 | 絹本 |
技法 | 墨画着色 |
作者等 | 佐藤適圃 |
登録番号 | B200400015 |
学術情報No. | 1 |
テーマ | 会津の絵画 |
資料解説 | 佐藤適圃(1832~1915)は、天保3年、会津若松城下に生まれました。幼い時より画に長け、長じてからは越後の画家・長谷川嵐渓に南宗画を学び、会津藩の学者たちから漢学を修めました。戊辰戦争では藩士として戦い、明治以降は東京に移り上野で画塾を開設するなど画家としての人生を歩みました。本図は『暢懐小集』と名付けられた画帖で、跋文には家業が多忙で山水に遊ぶことの少なくなってしまった星野兄のために24図を描いて贈るとあります。雪景色、春の水辺、夏の山、秋の紅葉などがさまざまな筆法で描かれ、画面をめくるたびに、画帖の中の世界を旅をする気持ちにさせます。山水画が重視した、一所にいても自由に山水に心を遊ばせる「臥遊」の精神を、近代以降も適圃が受け継いでいたことを伝えています。 |