上野

作家名(ヨミ)あがの
作家名(英語)Agano Ware

略歴・解説

慶長7年(1602)頃、朝鮮半島から渡来した陶工尊楷(日本名 上野喜蔵高国)によって、豊前小倉の御用窯として始められたと伝わる。寛永9年(1632)細川氏の肥後転封にともない尊楷と長男および次男(一説に三男)が八代に移ってからは、残った妻と三男らが藩主小笠原氏の御用窯として上野皿山本窯を存続させた。茶陶窯として名高く、遠州好み七窯のひとつとしても知られる。江戸時代後期には技術的に多様化し、緑青釉、上野三彩、紫蘇手、玉子手などがあらわれる。

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