Yakumo-Lafcadio, Doric Torii

OwnerOther
Search TypeOutdoor Sculpture
Japanese TitleYakumo-Lafcadio, Doric Torii
ArtistKousioglou-Stai Kousioglou-Stai
Year2024
SizeH250 ×W200 ×D40cm
Weight3,600kg
Concept (by Artist)私たちは、日本とギリシャの歴史、信仰、建築の要素を組み合わせることを目的としてこの構造を考えました。そのきっかけとなったのは、文化芸術の世界的な支柱と認められ、2つの国の架け橋としての役割を果たす詩人、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の生涯と作品でした。
この作品は、ギリシャが日本に対して抱く友情と敬意を表現するだけでなく、アーティストの一人の家族が小泉八雲の家族と深い関係を持っていることから、個人的な思い入れの深い作品でもあります。
この彫刻は、ギリシャのドーリア式神殿と日本の鳥居を基にしており、これらは精神的にも、文化的にも深い意味を持つ神聖な構造物です。この2つの古く象徴的な建造物が、現代でも相応しく生き続けることができているという信念に基づき、彫刻をコンクリートで制作することにしました。同じように、私
たちの感謝と友情は時の試練を乗り越え、両国民の間に新たな時代の再生、繁栄、連帯をもたらすことができると信じています。


We designed this structure with the intention of combining elements of the history, worship and architecture of Japan and Greece. The trigger was the life and work of the poet Lafcadio Hearn or Yakumo Koizumi, who acts as a bridge between two countries that are considered global pillars of culture and art.
This artwork, apart from a representation of the friendship and appreciation that Greece has for Japan, is also a deeply personal work as the family of one of the artists is closely related to Yakumo Koizumi's family.
The sculpture was based on doric temples and toriis, both sacred with deep spiritual and cultural meaning. The decision to create a sculpture out of concrete was based on the belief that these two ancient and symbolic structures of our countries can always be relevant and survive in modern times. In the same way, our appreciation and friendship can last the tests of time and bring a new era of rebirth, prosperity and solidarity between our peoples.
Concept神社の鳥居のような形をした作品。よく見るとその装飾はギリシャの神殿の列柱のように見えます。
ギリシャ出身で後に日本に帰化した著作家ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の生涯や作品から影響を受け制作された作品です。
この作品では、ギリシャ文化の中で生きる作者らが日本文化の中に親和性を認め、それを自国の文化と融合させる形で表現しました。
作品を見ながら、日本のこの彫刻の丘から遠いギリシャの地へ思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
Document ID23973
Source第30回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)
The 30th UBE Biennale

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