Small Pyramid

Owner	Ube City
Search Type	Outdoor Sculpture
Japanese Title	小さなピラミッド
Artist	土谷　武　TSUCHITANI Takeshi
Exhibition	The 6th UBE Biennale
Place	Tokiwa Park
Material	Stone
Year	1975
Size	441.5cm×575cm×200cm
Weight
Concept	左右にへだたって座す対照的な表情の二基の石、その間に水平の鉄板が橋渡され、中央付近に小さな錆びたピラミッドがちょこんとのっかっている。左側の半ば腰をかがめながら立つ石はその背に荷（数枚の鉄板の積層）を背負った人の姿にも見えてくる。したがって、左右の石は人と自然の関係を想わせ、さらに二つの石に支えられた鉄材とピラミッドは、人間の労働と文明の関係のようなものに想いを走らせる。湖水を背景に立つそれら「関係の造形化」がいっそう雄大な美しさを象徴している。 Two contrasting stones, keeping a distance from each other, is mounted with a horizontal iron plate bridging the two. In the middle of the bridge, there is a tiny, rusty pyramid. The semi-crouched stone on the left seems like a human carrying a heavy load (several layers of iron plates) on its back. Thus, the two stones on the left and right reminds us of the relation between humans and the nature, while the iron material and a pyramid supported by the two stones remind us of the relationship between human labor and civilization. Standing against the backdrop of the lake, “the relationship expressed in a form” embodies more grandeur beauty.
Document ID	21492
Source	第6回現代日本彫刻展　大賞（宇部市賞）Grand Prize (Ube City Prize)

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TSUCHITANI Takeshi

Native place	京都府
Birth	1926/10/11
Died	2004/10/12
Biography	第1回全国彫刻コンクール応募展、第1回現代日本彫刻展、第2回現代日本彫刻展、第3回現代日本彫刻展、第5回現代日本彫刻展、第6回現代日本彫刻展、第7回現代日本彫刻展、第8回現代日本彫刻展、第9回現代日本彫刻展 1926＝京都市に生まれる 1943＝京都市立美術工芸学校彫刻科卒業 1949＝東京美術学校彫刻科卒業 1957＝新制作協会会員となる 1961＝渡仏、エコール・ノルマル・シューペリュール・デ・ボザールに学ぶ　～63年 1963＝全国彫刻コンクール応募展で宇部市長賞 1965＝第１回現代日本彫刻展で毎日新聞社賞　２回で宇部興産賞、５回で宇部興産賞、６回で大賞、７回で京都国立近代美術館賞・神奈川県立近代美術館賞、９回特別招待、３回、６回も 1968＝多摩美術大学彫刻科教授となる　～73年 1968＝第１回神戸須磨離宮公園現代彫刻展で神戸市公園協会賞　２回も同賞、３回で大賞 1973＝第１回彫刻の森美術館大賞展で優秀賞３回で特別賞　第１回長野市野外彫刻賞 1975＝第18回アントウェルペン国際野外彫刻ビエンナーレ 1980＝日本大学芸術学部美術学科教授となる　～96年、第９回平櫛田中賞 1982＝神奈川県民ギャラリーで個展 1983＝第17回サンパウロ・ビエンナーレ 1988＝第24回今日の作家展 1989＝抽象彫刻の旗手たち（福島県立美術館）、おぐにkoizumiwa彫刻展 1990＝第21回中原悌二郎賞 1991＝現代日本美術の動勢（富山県立近代美術館） 1994＝芸術選奨文部大臣賞受賞 1995＝第36回毎日芸術賞受賞 1996＝紫綬褒章受章、素材とかたち（茨城県立近代美術館） 1997＝伊丹市立美術館で個展、超克するかたち（千葉市美術館）