筆塚

大分類【指】指定文化財
名称(ヨミ)フデヅカ
種別有形民俗文化財
員数1基
指定年月日2015/04/01
指定番号千文(有民)第75号
所在地平河町1-7-5 平河天満宮境内
所有者(保持者)宗教法人平河天満宮
年代嘉永5年(1852)3月
内容・伝来陰刻で正面中央に「筆冢」と、正面右端に「嘉永五壬子年二月良辰」と、正面左端に「楳庵蟻道書(印)」とある。印は、単郭方印で、印文は「楳菴」である。銘文によれば、嘉永5年(1852)2月に製作され、「筆冢」の文字は楳庵蟻道の揮毫と考えられる。現段階において奉納者が不明なため、奉納目的も不明である。
嘉永5年(1852)は、菅原道真の950年忌にあたり、『武江年表』には、平河天満宮が2月25日から60日間の開帳を行ったことを記している。この開帳の際に奉納された奉納物を示す資料として、早稲田大学演劇博物館所蔵の摺物「嘉永五年二月廿五日より平河天満宮会長奉納付」があり、そのなかに2基の筆塚が描かれている。ただし、本件筆塚に該当するかは不明である。
備考材質:石(緑色片岩)
寸法:
筆塚…高さ100cm×幅100cm×奥行31cm
台帳…高さ41cm×幅164cm×奥行118cm

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