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震災復興橋梁図面(麹町区・神田区)
大分類 | 【指】指定文化財 |
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名称(ヨミ) | シンサイフッコウキョウリョウズメン(コウジマチク・カンダク) |
種別 | 有形文化財 |
区分 | 歴史資料 |
員数 | 55点 |
指定年月日 | 2014/04/01 |
指定番号 | 千文(有)第72号 |
所在地 | 日比谷公園1-4 日比谷図書文化館 |
所有者(保持者) | 千代田区 |
年代 | 大正13年(1924)~昭和9年(1934) |
内容・伝来 | 関東大震災の復興過程で架橋もしくは修復された区内の橋梁のうち、原図が保存されている竹橋・常磐橋・常盤橋・堀留橋・新三崎橋・小石川橋の6橋梁の原図である。これらは「平面図」・「立面図」・「構造図」や、親柱・橋名板・高欄・照明灯などの「部分図」からなる。図面群の内訳は、竹橋:12点、常盤橋:8点、常磐橋:4点、堀留橋:5点、南堀留橋:5点、新三崎橋:7点、小石川橋:14点となる。これらの図面は、復興局が作成したもので、区道に架かる橋の管理が都から区へ移管された時期に千代田区に移管された図面類である。 震災復興に伴う区画整理事業等を行う過程で作成された図面類は、震災復興後の千代田区内の都市計画等を知る具体的な資料群といえる。震災復興橋梁は、日本橋川・神田川・隅田川など各地域性を踏まえたデザインで造られたという。復興橋梁は、隅田川に架かる清澄橋・永代橋・勝鬨橋が国の重要文化財に指定されており、千代田区内の震災復興橋梁では28橋梁が区の街づくり重要物件に登録されている。それらの図面はほとんど残っていないが、本資料の7橋梁の原図は、橋梁の具体的な構造や当時の技術を知ることのできる土木資料として貴重である。 |
備考 | 寸法:横106cm×縦80cm、横96cm×縦64cmほか 材質:紙 |