銅製梵鐘

大分類【指】指定文化財
名称(ヨミ)ドウセイボンショウ
種別有形文化財
区分工芸品
員数1口
指定年月日1998/04/01
指定番号千文(有)第32号
所在地麹町6-4-2 心法寺境内
所有者(保持者)宗教法人心法寺
年代延宝4年(1676)7月3日
内容・伝来銅製梵鐘は区内に伝来し、現存する数少ない江戸時代の工芸品の1つである。江戸時代に作成された梵鐘としては比較的大きな梵鐘であり、優れた作品である。また、かつての千代田区域に居住した鋳物師の作品であることなど、千代田区の歴史を考える上で、居住していた人々の暮らしと信仰について欠かすことのできない貴重な資料である。鐘銘には鋳造する際に喜捨をした人名が線刻され、また、「山の手」という地名の比較的早い使用例として、東京の地名を知る上でも資料的価値が高い。
備考寸法:通高164.0cm、口径85.8cm、笠高12.0cm、鐘高121.0cm
撫で肩の形状で、肩下から裾まで張の少ないすらりとした形状
※通常一般公開は行っていません。

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