銅製梵鐘(大手町二丁目五番地先出土)

大分類【指】指定文化財
名称(ヨミ)ドウセイボンショウ(オオテマチニチョウメゴバンチサキシュツド)
種別有形文化財
区分工芸品・考古資料
員数1口
指定年月日1997/04/01
指定番号千文(有)第28号
所在地日比谷公園1-4 日比谷図書文化館
所有者(保持者)千代田区教育委員会
年代文正2年(1467)
内容・伝来下総国北相馬郡泉郷柳渡(現在の千葉県東葛飾郡沼南町)の福満寺の銘が入った銅鐘。銘文中の大檀那平胤弘は、相馬郡の領主で千葉氏の庶流であった。この鐘は、文正2年(1467)に胤弘が妙如禅定尼の菩提のために作ったものである。
備考寸法:
総高75.5cm、鐘身高59.8cm
口径43.4cm、笠径31.3cm
口厚16.6cm、原4.0cm
重量:74.6kg
上帯に飛雲、下帯に唐草の紋様がある。乳は4段4列。撞座は八葉複瓣の蓮花で、直径9.0cmの大きさがある。池の間4区に、奉納者の願文が陰刻されている。

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