平河天満宮銅鳥居

大分類【指】指定文化財
名称(ヨミ)ヒラカワテンマングウドウトリイ
種別有形文化財
区分建造物
員数1基
指定年月日1994/04/01
指定番号千文(有)第21号
所在地平河町1-7-5 平河天満宮境内
所有者(保持者)宗教法人平河天満宮
年代天保15年(1844)
内容・伝来本鳥居の中央上部(額束)には「天満宮」額(銅製)が掲げられている。銘文は、左右の支柱部分に「麹町中」と陽刻銘文がある。正面右側の支柱については、表面に「十二月吉祥日当山現住文海代」「御鋳物師西村和泉藤原正時」との陰刻銘文がある。正面左側の支柱については、表面の「麹町中」陽刻銘文の下部に「福寿増長災患消除」「奉寄進華表再建 願主 四家某」、裏面に「天保十五甲辰歳」「世話人平川町一丁目東圀屋市良右衛門」ほか15名の陰刻銘文がある。
平河天満宮は、天明年中以来度々類焼しており奉納物に関する資料などは残っておらず、由来については不明であるが、本鳥居の銘文によれば、「天保十五年二月」に氏子町の平穏と繁栄を願って再建、奉納されたものである。区内に現存する主な神社の鳥居のなかで、現在確認されている最も古い鳥居である。
備考右側支柱の銘文:
表面「麹町中」「町々安全商職繁昌」
裏面「十二月吉祥日当山現作文海代」「御鋳物師西村和泉藤原政時作」
左側支柱の銘文:
表面「麹町中」「掲寿増長災患消除」「奉寄進■去再建 願主四家某」
裏面「天保十五甲辰歳」「世話人平川町一丁目 東圀屋市良右衛門」

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