ジョルジュ・ミンヌ

作家名(よみ)じょるじゅみんぬ
作家名(英語)George MINNE
生地ヘント (ベルギー)
生年1866
没地ラーテム (ベルギー)
没年1941

作家解説

ベルギーのヘントに生まれる。建築を学ぶために、ヘントの美術学校に入ったが、在学中から絵画と彫塑に関心を寄せた。ベルギー象徴主義のグループ「レ・ヴァン(二十人会)」に参加して、クノップフやアンソールらと交流した。絶頂期である1890年代の代表作《ひざまずく青年の泉》(1898年)は、美術館のエントランスを飾るために構想され、全裸の五人の若者が円形になって跪き、こちら側に背を向けて噴水の中心に向かうモニュメンタルな彫刻だが、痩身の肉体表現には、一時代上のロダンに見られた量感あふれる表現と情熱的な感情はない。中世ゴシックに影響を受けた、神秘的、内省的な彫刻を制作し、クリムトや、ドイツの彫刻家レームブルックやバルラッハらに大きな影響を及ぼした。

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