橋本雅邦

作家名(よみ)はしもとがほう
作家名(英語)HASHIMOTO Gaho
生地江戸(東京)
生年1835
没地東京
没年1908

作家解説

江戸の木挽町(現銀座)に生まれた雅邦は、1846年狩野当主晴川院養信に入門した。同年勝川院雅信門下となり、後狩野芳崖・狩野勝玉・木村立獄と共に勝川門下の四天王と称された。幕末明治初期にかけて絵画不振の中で貧困を窮め、兵部省に製図掛として勤めたりした。1884年フェノロサを中心に結成された鑑画会の活動に加わり、芳崖らと共にわが国の伝統絵画に依拠する新しい絵画創造の動きに加わった。東京美術学校に奉職し依願免職となった後、日本美術院創設に当たり主幹となって院の運営、指導に全力を尽した。

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