エドワード・ジョン・ポインター

作家名(よみ)えどわーどじょんぽいんたー
作家名(英語)Sir Edward John POYNTER
生地パリ (フランス)
生年1836
没地ロンドン (イギリス)
没年1919

作家解説

ポインターは、英国の画家、素描家、装飾デザイナー、博物館事務官として知られる。1853年から1854年にかけてローマを訪れ、そこでレイトンの大画面のアカデミックな絵画に深く印象づけられた。美術についての彼の関心はローマでレイトンに出会ったことによって確立されたとされる。1855年にロイヤル・アカデミーの学校に入ったが、翌年フランス絵画への賞賛の念から、パリのグレールのスタジオに入った。ポインターは、1861年にロイヤル・アカデミー(RA)に始めて出品した。それに続いて《Faithful unto Death》(1865, Liverpool, Walker A. G.)のようなエジプトや古典的主題の小作品を制作した。1867年の入念な大画面の作品、《Israel in Egypt》(London, Guidhall A. G.)の成功によってポインターの評価は確立された。翌1868年古代史に基づくもう一点の大作《The Catapult》(Newcastle upon Tyne, Laing A. G.)を制作した。両作品ともポインターの考古学的詳細への関心とかなりの技術的熟達度を示している。

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