神原泰

作家名(よみ)かんばらたい
作家名(英語)KAMBARA Tai
生地宮城県仙台市
生年1898
没地東京(神奈川県横浜市)
没年1997

作家解説

東京に生まれる。フランス語、イタリア語を学び、有島生馬を通じてイタリア未来派を知り傾倒。当初は未来派を意識した詩を発表する詩人として出発する。しかしマリネッティーとの交流を通し、次第に絵画制作を始める。1917年の第4回二科展に作品を出品しており、大正期のもっとも早い抽象画と言われている。20年第1回個展際して「第1回神原泰宣言」を発表。22年、中川紀元、矢部友衛ら13人の同人と芸術家集団「アクション」成立。翌年4月に第1回展を開催している。さらに1925年12月、浅野孟府、岡本唐貴らと「造形」を結成するなど、大正新興美術運動の核、あるいは前衛の旗手として活動した。横浜の病院で没。

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