岡本敦生

作家名(よみ)おかもとあつお
作家名(英語)OKAMOTO Atsuo
生地広島県
生年1951

作家解説

岡本は、広島県の生まれ。1976年多摩美術大学大学院彫刻科修了。早くから国内外の彫刻シンポジウムに参加し、また野外彫刻展に出品するなど活躍を続け、1989年には朝倉文夫賞を、1996年には中原悌二郎優秀賞を受賞するなど現在では日本の石彫の代表的作家の一人として国内外から評価されている。80年代前半は石塊の内部を空洞にし、表面のわずかな隙間から内部にセットされた照明器具の光が洩れるといったトリッキーな彫刻を制作していたが、80年代後半からは表面を荒く削った御影石を細かく分割し、内部を空洞化した上で表面をもとのかたちどおりに組み直す「記憶体積」シリーズを開始し、その豊かな発想力でこれまでの石彫の概念を変革する試みを重ねてきている。

この作家の作品一覧[全5件]

件ずつ表示

PageTop