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Palm Beach 昼下り

作家名三尾公三 MIO Kozo
制作年1989年
技法、素材アクリル絵具、板
寸法162.0×120.0
分野絵画(日本)
所蔵作品登録番号JO200100001000
解説この作品で特徴的なのは南国の強い日差しであり、それは白い壁に映った窓枠や女性の影によって表現されている。この作品は、陽光を浴びた若い女性の姿や床に置かれた奇麗な花から一見陽気さや明るさに満ち溢れている世界のように見える。しかし、輝く太陽もやがては沈み、美しい花も枯れ朽ちる。それを象徴するかのように壁に映る窓枠の影は十字架の形で表されている。キリストの十字架に打ち付けられた"INRI(ユダヤの王、ナザレのキリスト)"と記された板の代わりに、ここでは国際郵便の手紙が貼られ、この絵を見る人の想像を誘う。この作品に関連する作品としては1988年の《Palm Beachの館で》と《Sydney休日》がある。両者ともこの作品と同じモデルが全裸で登場し、とくに後者では膝を抱えるほぼ同じポーズで描かれている。三尾は1988年にシドニーでの展覧会のオープニングに出席するためにオーストラリアを訪れており、その時の印象がこれら一連の関連作品に反映しているものと思われる。

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