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編物する女

作家名大沢海蔵 OSAWA Kaizo
制作年1935年頃
技法、素材油彩、画布
寸法112.6×145.5
分野絵画(日本)
所蔵作品登録番号JO200000002000
解説人物画は大沢が生涯描き続けたジャンルであり、とりわけ室内で椅子に座って何かをしている女性像は、大沢が好んだモチーフである。この作品より前に描かれた作品に限れば、本を見入っている女性を描いた《本を見る女》(1929年)、布巾で皿を拭いている女性を描いた《厨房》(1934年)などの作品がある。これらの作品に共通しているのは、人物を斜めの角度から捉えて画面に安定感を与えていることである。女性の髪形や顔はどれも似ており、きよ夫人の肖像との比較からモデルは夫人と考えられる。ボナールに傾倒する以前の作品ではあるが、室内の人物画という身近なモチーフ、やわらかなタッチなどすでにボナール傾倒への布石が垣間見れる。

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