キオビエダシャク(奄美大島、2月)

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キオビエダシャク ( A kind of Geometer moth )

名称(ヨミ)きおびえだしゃく
中分類チョウ目
小分類シャクガ科
形態体長2センチ、開帳6センチほどになるシャクガ。メタリックな青色に輝く翅に、反対色である鮮やかなオレンジの帯が入っているため非常に目立ち、国産のガやチョウのなかで最も派手な部類である。終齢幼虫は5センチを超え、体色は灰色に黒褐色の細かな斑点、頭と尾部および体側にオレンジ色の班があるシャクトリムシ。
概要【分布】
インド、東南アジア、台湾などに広く分布し、国内では奄美大島以南、徳之島でも集落などで見られる。近年、温暖化の影響のためか、九州や四国でも見つかっている。

【生態】
成虫は昼行性で、春から晩秋にかけて羽化するとされていたが、近年は周年見られることもあるらしい。幼幼虫はイヌマキの葉を食べて成長する。大量発生して植栽を丸裸にし、枯死させてしまうこともある害虫として有名。

【島内の目撃情報】
集落内や畑のわきなどに植樹されているイヌマキに発生する。また、食べつくすと移動しようとして住宅の壁や軒先を歩き回ったり、糸を吐いてぶら下がったりするため、住民から嫌われることが多い。
観察できる場所イヌマキの植栽

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