ノスリ ( Eastern buzzard )
| 名称(ヨミ) | のすり |
|---|---|
| 中分類 | タカ目 |
| 小分類 | タカ科 |
| 形態 | サシバより大きく、リュウキュウハシブトガラスと同じくらいのタカ。猛禽類にしては丸みのある体形で、背側(せがわ)は濃い茶褐色、腹側は黄色みがかった白色。胸から腹にかけ、腹巻き状の褐色の帯があるのが特徴で、遠くから、あるいは飛翔時にも見分けやすい。雌の方がやや大きいが、外見から雌雄を見分けることは極めて難しい。 |
| 生息種類 | 旅鳥、冬鳥(渡鳥) |
| 概要 | 【分布】 国内では、四国の山地や中部以北で繁殖している個体群は、留鳥とされる。ほか、東アジアから中央アジアの温帯・亜寒帯域で広く繁殖し、秋冬は東南アジア、南アジアへ移動して越冬する。徳之島では、山地を除く海岸から畑に面した林縁などで見られる。 【生態】 奄美群島では、少数が初夏や秋の渡りの時期に通過する。主にネズミなど地上の動物を捕食し、その他、鳥類や両生類、爬虫類なども捕食する肉食性。島に渡来してい時分は、特に鳴くことはない。飛んだまま通過したり、空港周辺や、刈り終わった開けたサトウキビ畑近くの林縁で滞在しながら栄養補給する個体も見られる。 【島内の目撃情報】 近年、目撃例が増えつつある。春秋の渡りの途中、町内の海岸や、山手にあるサトウキビ畑に接する林縁などで休む姿が見られる。これまでは、単独で渡来した記録のみ。 |
| 観察できる場所 | 初夏や秋の海岸上空、平地の林縁など |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。

データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/yui_yakata/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
https://yui-amagi.sakura.ne.jp/amagi_isan/
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