【参考】滑空するノスリ(三重県、1月)

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ノスリ ( Eastern buzzard )

名称(ヨミ)のすり
中分類タカ目
小分類タカ科
形態サシバより大きく、リュウキュウハシブトガラスと同じくらいのタカ。猛禽類にしては丸みのある体形で、背側(せがわ)は濃い茶褐色、腹側は黄色みがかった白色。胸から腹にかけ、腹巻き状の褐色の帯があるのが特徴で、遠くから、あるいは飛翔時にも見分けやすい。雌の方がやや大きいが、外見から雌雄を見分けることは極めて難しい。
生息種類旅鳥、冬鳥(渡鳥)
概要【分布】
国内では、四国の山地や中部以北で繁殖している個体群は、留鳥とされる。ほか、東アジアから中央アジアの温帯・亜寒帯域で広く繁殖し、秋冬は東南アジア、南アジアへ移動して越冬する。徳之島では、山地を除く海岸から畑に面した林縁などで見られる。

【生態】
奄美群島では、少数が初夏や秋の渡りの時期に通過する。主にネズミなど地上の動物を捕食し、その他、鳥類や両生類、爬虫類なども捕食する肉食性。島に渡来してい時分は、特に鳴くことはない。飛んだまま通過したり、空港周辺や、刈り終わった開けたサトウキビ畑近くの林縁で滞在しながら栄養補給する個体も見られる。

【島内の目撃情報】
近年、目撃例が増えつつある。春秋の渡りの途中、町内の海岸や、山手にあるサトウキビ畑に接する林縁などで休む姿が見られる。これまでは、単独で渡来した記録のみ。
観察できる場所初夏や秋の海岸上空、平地の林縁など

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