リュウキュウスガモ(ヨナマビーチ)

リュウキュウスガモ ( Pacific turtlegrass )

名称(ヨミ)りゅうきゅうすがも
形態ヨナマビーチで見られる株は、葉は帯状で幅5~8ミリほどで、長さは10センチ前後。沖縄では幅2センチ、長さ40センチに至るという。葉先は丸い。
概要海藻でなく海草で、いったん地上に進出し、また海へ戻る進化をした植物。したがって、花が咲いて実をつける。

【分布】
西太平洋、インド洋、紅海、いわゆるインド太平洋に広く分布する。国内では主に奄美群島以南で見られ、徳之島ではヨナマビーチなど、リーフ内側の砂地で見られる。

【生態】
大潮の干潮時でも干上がらない程度の浅い砂地に、地下茎を伸ばしている。場所によっては、オオウミヒルモやコアマモと混生している。雌雄異株で、沖縄では9~1月にかけ、小さな白い花をつけるとされる。その後、小さなタマネギ型の実がなる。一株で10年に1輪くらいしか咲かない。そのせいか・・花言葉は設定されていないようだ。

【島内の目撃情報】
天城町内では、ヨナマビーチで普通に見られ、最も多い海草である。
観察できる場所内湾やイノーにある、泥のない砂地
自生地のGoogleマップURLhttps://goo.gl/maps/icdAfHgicS32

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