鉄錨2

湾屋沖海底遺跡

名称(ヨミ)わんやおきかいていいせき
時代・年代近世
遺産概要 湾屋川の河口から沖合100m~200mの水深25~30mの海底に、鉄錨が二つ沈んでいる。いずれも鉄錨の支柱部分が海底から直立するかたちで露出しており、海底下の砂地に爪の部分が埋まっていると考えられている。
 湾屋川河口は古くは港として利用され、江戸時代においては天城町の最も主要な港であった。文献記録では、1609年以降、多くの船が寄港しており、江戸時代後半には、砂糖の積み出し港としても盛んに利用されている。
文献・資料天城町教育委員会・伊仙町教育委員会・徳之島町教育委員会2021『徳之島の水中・沿岸遺跡分布調査報告書』天城町埋蔵文化財調査報告書(10)伊仙町埋蔵文化財報告書(20)徳之島町埋蔵文化財調査報告書(3)

PageTop