満開のヒカンザクラ(上名道)

ヒカンザクラ

名称(ヨミ)ひかんざくら
形態いわゆる桜/ソメイヨシノと似た姿ながら、幹は黒っぽく、花は赤よりも赤紫に近く濃い色合い。開花した花びらは下を向き、あまり開かない。サクランボは、尖った形をしているのが特徴。
概要※別名カンヒザクラ/寒緋桜、ヒザクラ/緋桜とも呼ばれる。

【分布】
中国南部や台湾が原産とされ、奄美~八重山に見られる個体群は移入されたものと思われる。徳之島でも各地に見られ、環境により成長や開花の時期がまちまちである。

【生態】
春でなく最も寒い、二十四節気の大寒から立春のころに咲く。花びらは一枚ずつはらはらと散るのでなく、ツバキのように花弁がまとまって落ちる。徳之島ではサクランボは実るものの、枝ごとばっさりと落ちてしまうことが多く、実生で育つことはない。熟したサクランボは、渋みはあるが甘さと酸味が充実しており、特に冬鳥のシロハラが好んで食べている。

【島内の目撃情報】
天城町内では、上名道森林公園と当部の公民館の下にあるサクラロード、美名田林道の北側入口付近で見られる。島内で最も充実した並木が見られるのは、徳之島町 母間(ぼま)にある「さくら並木ハッピーロード」である。

なお、当部のサクラロードの一部や、東又(あがりまた)に植えられている薄いピンクで花の大きな株は、カワヅザクラである。
観察できる場所上名道森林公園や、当部集落など

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