婚姻色の出ている個体(浅間、6月中旬)

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

  • 画像切り替えサムネイル画像 その4

  • 画像切り替えサムネイル画像 その5

  • 画像切り替えサムネイル画像 その6

  • 画像切り替えサムネイル画像 その7

  • 画像切り替えサムネイル画像 その8

  • 画像切り替えサムネイル画像 その9

  • 画像切り替えサムネイル画像 その10

チュウダイサギ ( Great white egret, Eastern great egret, White heron )

名称(ヨミ)ちゅうだいさぎ
中分類ペリカン目
小分類サギ科
形態夏羽も冬羽も白い、いわゆる「しらさぎ」の代表的な種。国内最大のアオサギやオオダイサギより、わずかに小さい。全身の羽毛が白く、背にはフワフワした飾り羽が生える。未成熟で越夏(えっか)する個体は、春先から夏にはくちばしは黄色く先が黒いが、冬になると黄色のみになる。成熟するにしたがって黒い部分が増す。足は、すねからかかとまでが灰色で、かかとから下は黒い。婚姻色になると、くちばしは黒く目元が黄緑や青緑になり、すねは赤みがかる。(鳥のかかとは、逆向きのひざのような関節のところ)

※オオダイサギとの差異
微妙に異なる大きさのほか、足は黒い。また、婚姻色になっても足は黒いままであるという。

※チュウサギとの差異
夏に見られるチュウダイサギは、くちばしの先が少し黒いため、同じく夏に見られるチュウサギとの見分けは難しい。チュウサギはやや小柄で、くちばしがチュウダイサギより太く短めなこと、足全体が黒いことで見分けられる。

生息種類冬鳥
概要※本種とオオダイサギは2010年現在では、国際鳥類学会議で別種の扱いとなっていたが、亜種扱いされることが多い。また、徳之島ではまだ繁殖できない未成熟な個体が夏越することがしばしばあり、一見すると留鳥のようだが、島で繁殖することはなく基本的に冬鳥である。

【分布】
チュウダイサギ、オオダイサギはアジアからアフリカにかけて広く分布しており、見分けも困難なことから、分布域は判然としない。本種/本亜種は主に、国内の九州以北で繁殖し、冬は南へ移動するとされる。奄美群島以南では冬鳥とされ、徳之島でも少数が越冬する。

【生態】
魚やエビ、カニ、昆虫、カエルやオタマジャクシなどを食べる肉食性。ゆっくり歩きながら、干潟や川岸、湿地帯などで餌を探す。基本的には冬鳥ながら夏にも見られるのは、未成熟か繁殖に参加しなかった越夏個体である。成熟には2年以上(満2歳以上)かかるとされる。見た目がツルに似てエレガントな印象を与えるが、縄張り意識が強く、他のサギなどの餌を奪うなど、気が荒い。

筆者の経験的に、干潟で越夏する個体のうち、くちばしの黒い部分ほとんどない個体(満1歳)と、半分くらい黒い/満2歳らしい個体が見られることから、満3歳から繁殖する個体も少なくないと思われる。なお、婚姻色の出ている個体が、越夏したことはない。

【島内の目撃情報】
河川、河口、干潟、徳之島ダムなどで越冬する。トリトリデッキ周辺の干潟では少数は越夏し、夏でも未成熟の個体が見られる。いわゆるシラサギ類の中で、島では最も渡来が多い。春先や8月以降に見られる、渡り途中で休んでいる群れは、チュウダイサギとオオダイサギの混群(こんぐん)となっている場合が少なくない。

 
観察できる場所河川、河口、干潟、畑など

PageTop