ルリビタキ(雄)

ルリビタキ ( Orange-flanked bush-robin, Red-flanked bluetail )

名称(ヨミ)るりびたき
中分類スズメ目
小分類ヒタキ科
形態スズメくらいの大きさ。雄は頭から背、尾にかけて鮮やかな青、わきが黄色に近いオレンジ、腹はすすけたような斑(むら)のある灰色。 雌は一見すると、キビタキやエゾビタキ同様にやや緑がかった褐色で、わきがわずかにオレンジであること、腰が青みがかっていることで見分けられる。
生息種類旅鳥
概要【分布】
ユーラシア大陸に広く分布し、西は北欧フィンランドから北シベリアを経てカムチャツカ半島、国内では中部以北や四国の山林で繁殖する。また、インドから東南アジア、台湾、国内では本州中部以南で越冬する。南西諸島でも少数が越冬する。なお、3亜種に分かれるとされる。

【生態】
徳之島では3~4月、春の渡りの時期に見られる。あまり鳴かないが「ヒッ ヒッ カカッ」とジョウビタキに似た地鳴きをする。せわしなく茂みの枝や地面を渡り歩きながら、虫や木の実などを探して食べる雑食性。

【島内の目撃情報】
山林ではないが、天城町総合運動公園で、前述のように3~4月の渡りの時期に見られる。主に植栽が茂った最も北側の遊歩道周辺で、ちょろちょろと動き回る姿が見られる。雌が大半で、雄は珍しい。近年、木々が害虫により枯死したり、外来種の伐採などが進んだため、あまり見られなくなった。
観察できる場所樹木の多い公園や、林縁、林道など
生息地のマップhttps://goo.gl/maps/PuXjWubB3pdEW6Nv6

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