イソフサギの花

イソフサギ ( No English name )

名称(ヨミ)イソフサギ
形態草丈はとても低く、岩にへばりつくように伸びるため、つぶつぶしたマット状に見える。びっしりと密についた葉は6ミリ前後と小さいものの、多肉質で光沢感がある。茎は小さな葉に比して太めで、岩の表面に沿うように、くねくねと曲がって伸びる。花は赤い新芽か?のように見えるが、ごく小さな花がいくつも集まっている。花が黄褐色の株は、キバナイソフサギとも呼ばれる。
概要【分布】
和歌山県、薩摩半島以南~沖縄県(大東諸島、尖閣諸島含む)、馬祖列島(台湾)、台湾島南部、蘭嶼(台湾)に見られる。

【生態】
波しぶきがかかるような、海岸の岩上に生える多年草。7~11月ごろ、小さな花を咲かせる。花は赤く、ごく小さな花びら(花被片)は5枚で、内側には黄色い雄しべが5本ある。

【島内の目撃情報】
天城町内では、与名間、浅間(空港西側)、天城、兼久(犬の門蓋周辺)、千間(大津川)など潮風の当たる磯で見られる。周辺には、モクビャッコウも見られる。
観察できる場所しぶきがかかるような、海岸の岩場

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