ミドリイシの一種(ヨナマビーチ)

イシサンゴ類 ( Stony corals, Hard corals )

名称(ヨミ)イシサンゴルイ
中分類サンゴ、イソギンチャク類
形態イシサンゴ類(目)のサンゴは枝状、テーブル状、キノコ状、球状など、石灰質の骨格は様々な形態や色彩を有する。外観だけでなく、骨格を分析しないと判別できない種も少なくない。
概要※イシサンゴ目のサンゴは見た目で同定が難しいため、参考となる画像を登録し、種が明確になった画像には和名を記載する予定。サンゴ礁やリーフ=を堡礁(ほしょう)を形成する大半のサンゴが、イシサンゴ目に属する。なお、群体でなく単体で自由生活するイシサンゴ目クサビライシ科については、ID5690に別途記載する。(関連URL参照)

【分布】
温帯から熱帯の暖かい海に分布する。

【生態】
浅海に生息する種は、ポリプの細胞内に褐虫藻が共生し、光合成により栄養を作り出す。強い光を好むが、高水温になると褐虫藻が抜け出てしまい白化、それが続くとポリプは栄養が不足し死滅する。また、それらサンゴの色彩は褐虫藻により決まる。深い海に生息する種は褐虫藻に依存せず、骨格自体に色彩がある。なお、イシサンゴ目は六放サンゴ亜綱で、宝飾品などに利用される深海性のモモイロサンゴなどは八放サンゴ亜綱に属すため分類上はかなり遠縁で、むしろイソギンチャク目は同じ六放サンゴ亜綱であり近縁である。

【島内の目撃情報】
島内では、河川の土砂が流れ込みにくい海岸なら至るところで見られるが、天城町内ではヨナマビーチ周辺、ほか伊仙町の面縄や喜念浜、徳之島町の山(さん)、畔、下久志、徳和瀬などに多い。
観察できる場所リーフとその周辺、河川から離れた磯など
関連URLhttp://jmapps.ne.jp/amagi/det.html?data_id=5690

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