アマミサソリモドキ(秋利神)
アマミサソリモドキ
名称(ヨミ) | アマミサソリモドキ ( Whip Scorpion, Vinegaroon, etc. ) |
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中分類 | クモ類(クモ、サソリモドキなど) |
小分類 | サソリモドキ目 |
形態 | 全体に黒褐色で、体長は4センチあまり。一見、サソリに似ているが尾部が異なり、細い管状になっている。管になった尾部は細かい節があり、体長より長くなることもある。ただし、サソリとは分類上、クモ目より遠い。はさみ状に発達した触肢が特徴的で、その後にある第1脚は歩くのには使わず、触角のように前方を探るのに用い、第2~4脚で歩く。 ※関連URLに、秋利神で撮影した動画あり。 |
概要 | 【分布】 沖縄県の伊是名島が南限とされ、奄美群島、トカラ列島を経て、北は九州南部地方まで分布する。ただし、北限については明確ではない。徳之島でも林縁などで普通に見られる。なお、沖縄島以南には、北限を伊平屋島とするタイワンサソリモドキが分布しており、以前は同一種とされていた。アマミサソリモドキの南限である伊是名島は、タイワンサソリモドキの北限である伊平屋島より南に位置し、入れ違いになっている。 【生態】 基本的に夜行性で、昼間は石や枯葉の下で休む。昆虫やヤスデ、ミミズなど、捕獲さえできれば動く物はほとんど何でも食べる肉食性と思われる。共食いもする。刺激すると、触肢を広げ、尾部の管を立てて威嚇し、さらにエスカレートすると管の先から酢酸を含む液体を霧状に噴射する。毒性は無いが、酸性のため肌につくとひりひりしたり、目に入ると激痛を伴う。なお、射程距離は20センチあまり。繁殖は梅雨以降の夏場。 【島内の目撃情報】 森林内に生息していると思われ、集落内で見かけることは少ない。夏場の夜、森林を通る林道や、川沿いの茂みのわきを通る道路上を歩く姿が見られるが、オオゲジ同様に、狙って見つけることは難しいと思われる。 |
観察できる場所 | 夜、森林や、川沿いの茂みの近くの路上 |
関連URL | https://drive.google.com/file/d/1ECpZ9lzUyrDarkeJMpSGhiMjGpPwpn2a/view?usp=sharing |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。
データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/amagi_isan/
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