すっと胸を張ることが多い、マミジロタヒバリ

  • 画像切り替えサムネイル画像 その1

  • 画像切り替えサムネイル画像 その2

  • 画像切り替えサムネイル画像 その3

  • 画像切り替えサムネイル画像 その4

  • 画像切り替えサムネイル画像 その5

マミジロタヒバリ ( Australasian pipit or Richard's pipit )

名称(ヨミ)マミジロタヒバリ
中分類スズメ目
小分類セキレイ科
形態スズメよりやや大きく、枯草のような色合いのセキレイ科タヒバリの一種。頭から背、尾にかけては淡褐色と暗褐色のまだらで、喉から腹は黄色みがかった白。マミジロの名の通り、目の上に白に近い淡褐色の眉班がある。喉には黒褐色の縦班が少しある。ピンクがかった褐色の足は長め。雌雄同色。コマミジロタヒバリに酷似し、ムネアカタヒバリの冬羽にも似ている。
生息種類冬鳥(渡鳥)
概要【分布】
ユーラシア大陸中、東部の中緯度で繁殖し、冬は東南アジアやオーストラリアへ移動する。徳之島へは春秋の渡りの時期の通過だけでなく、少数が越冬する。


【生態】
他のタヒバリ類と違い、「ビュゥ ビュゥ」「ジュン ジュン」と鳴いて飛ぶこと、草地で採餌している際、胸を張り、すっくと立つような振る舞いを見せるのが特徴。草原性のため公園の芝生など、見晴らしの良い開けた草地を好む。昆虫食の強い雑食で、草地に生息する昆虫の幼虫や、草の種子などを食べる。島では群れることは少なく1、2羽で見られることがほとんどで、時にムネアカタヒバリに交じって採餌することもある。

【島内の目撃情報】
徳之島空港の草地で越冬する個体が多い。そこから飛び出し、周辺にある天城町総合運動公園の芝生、浅間集落の刈ったあとの牧草地や耕された畑、岡前川津辺の干潟に面した草地などで見られる。
観察できる場所開けた草丈の短い草地、公園の芝生など

PageTop