磨製石鏃(下原洞穴遺跡)

磨製石鏃(下原洞穴遺跡出土)

中分類考古資料
小分類石器
遺産名(ヨミ)マセイセキゾク(シタバルドウケツイセキシュツド)
資産概要 下原洞穴遺跡から出土した磨製石鏃である。
 近くの海岸に露頭する粘板岩が石材と用いられ、ペラペラと薄く剥がれる石の性質を利用して、打撃を加え適当な厚さに剥がし取り、それを石鏃の素材としている。取り出した剥片は周りを敲打によって、形を整えた後に、側面を研磨し面取りする。その後、全面を研磨を施すとともに刃を作り出し、最後に二カ所に穿孔して製作されたと考えられる。
 下原洞穴遺跡では、磨製石鏃とともに一緒に出土する南島爪形文土器の年代から、およそ6,000年前に製作されたものと考えられ、奄美群島において、この時期の磨製石鏃は他にない。

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