カクレクマノミ

カクレクマノミ ( Clown anemonefish, Ocellaris clownfish, Common clownfish )

名称(ヨミ)カクレクマノミ
中分類スズキ目
小分類スズメダイ科
形態最大でも全長11センチほどのクマノミ。雄は、雌より小さい。体色はオレンジで、黒に縁取られた白い横帯が3本ある。ひれにもそれぞれ黒い縁取りがある。水深が深いほど鮮やかなオレンジ色になり、黒い縁取りはなくなる傾向にある。

※ディズニーの公式サイトでは、映画「ファインディング・ニモ」の主人公は本種がモデルだと紹介されている。ダイバーやアクアリウム愛好家の間では、主にグレートバリアリーフ周辺に分布する、近縁種のOrange clownfishではないか・・・とも言われている。
概要【分布】
国内では奄美大島以南、西太平洋、インド洋に広く分布。徳之島では、サンゴ礁や岩礁に生息するハタゴイソギンチャクやセンジュイソギンチャクなどの中に見られる。

【生態】
水深15メートルまでの、浅く日当たりの良い浅い海に生息するハタゴイソギンチャクなどに2~3匹で寄生し、外敵から身を守る。一方で、クマノミはイソギンチャクの外敵を追い払ったり、寄生虫を除去したり、イソギンチャクの餌のおこぼれを食べたりする。雄性先熟とされ、生まれたときは雄で、群れの中で最も大きい個体が雌になる。

【島内の目撃情報】
天城町内ではヨナマビーチの、トライアスロンのスタート地点、やや先にあるブイの近くに生息するハタゴイソギンチャクに着いている。カメラを向けると逃げてしまうか、こちらをうかがうため、横からの姿を撮影しづらい。
観察できる場所浅いサンゴ礁、岩礁に生息する、ハタゴイソギンチャク、センジュイソギンチャクの中
生息地マップhttps://goo.gl/maps/jWQyCc1ZaLs

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