アマミマツバボタン

アマミマツバボタン

名称(ヨミ)アマミマツバボタン
形態草丈は10センチほどで、一本の根から複数の茎が伸びる。近縁の海岸植物ミルスベリヒユに比べると、ずいぶん小さい。葉はマツバというよりも、米粒やもち麦、長粒米のような形をした多肉質。花は鮮やかな黄色で、花びらが5枚、1センチに満たない小柄である。
概要オキナワマツバボタンとされていたが、2013年に奄美大島~徳之島に分布する個体をアマミマツバボタンとし、変種として扱われるようになった。環境省の絶滅危惧IA類に指定されている。

【分布】
奄美大島から徳之島にかけての島々の海岸で、局所的に分布する。

【生態】
海岸の海水の飛まつをかぶる岩の隙間に根を下ろす。生息域では周囲にイソフサギなども見られる。春から葉を伸ばし、秋には枯れ落ちるが、太い茎は残し越冬する。開花は7~9月で、晴天の午前中のみに咲くという。

【島内の目撃情報】
天城町では、北部の海岸で見られるが、非常に少ない。
観察できる場所海水の飛まつがかかる岩場
関連URLhttp://yuiamagi.html.xdomain.jp/tourist_map/Redlist/

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