インドハッカ(2015年5月17日、スパーク天城の旗ポール)

インドハッカ ( Common myna )

名称(ヨミ)インドハッカ
中分類スズメ目
小分類ムクドリ科
形態イソヒヨドリほどの大きさで、ムクドリの一種。頭は黒く、くちばしと目の周りが黄色い。翼や尾羽は白黒で、飛翔するときに目立つ。体は和菓子のこしあんのような、やや紫がかった褐色。足は黄色。
生息種類漂鳥
概要【分布】
インドを中心に、中央アジアから南アジア、東南アジアにかけて自然分布する。本種は、マダガスカルやオセアニア、ハワイ、フロリダ、ロシア、台湾などで篭脱けしたものが各地で野生化している。国内では関東以西で稀に記録されている。石垣島で見られる個体は、台湾で野生化したものが移動してきた可能性が高い。世界各地で生態系への影響が広がっており、侵略的な外来種となりつつある。

【生態】
ムクドリと同様、雑食性。ムクドリ類は総じてGrasshopper hunter(バッタの狩人)とも呼ばれることがあり、本来は益鳥とされてきた。

【島内の目撃情報】
2015年5月17日、天城町総合運動公園において、奄美群島で初めて記録された。最も近い地域では、久米島の記録がある。徳之島に飛来した本種が、台湾や石垣島から飛来したのか、自然分布している地域から移動してきたのかは定かではない。
生息地のマップhttps://goo.gl/maps/oXzYL93v3JP2

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