オオフタモンウバタマコメツキ

オオフタモンウバタマコメツキ ( A kind of Click beetles )

名称(ヨミ)オオフタモンウバタマコメツキ
中分類コウチュウ目
小分類コメツキムシ科
形態3センチあまりになる大型のコメツキムシ。枯れ木のような風合いで、ウバタマムシを長くしたような体つき。胸に小さな黒点が二つ、鞘翅(前翅)の外側に黒い大きな紋がある。鞘羽の後端がほぼ真っ直ぐにカットしたような形をしている。(亜種フタモンウバタマコメツキでは鞘羽後端を斜めにカットしたような形状で、上から見ると、後端が^型に切り欠いたように見える)
概要【分布】
トカラ列島以南の南西諸島、台湾、香港、東南アジアにかけて分布。徳之島では燈火に飛来する。

【生態】
成虫は樹液を餌とするが、幼虫は松の枯れ木のなかに住む別の昆虫の幼虫やさなぎを食べて育つという。ひっくり返すと、時折パチンとコメツキの名の由来となった動作をするが、あまり積極的ではない。

【島内の目撃情報】
伐採された松の木の周辺で見られるというが、夜の街灯や家庭の明かり、自販機の照明に飛来するため、積極的に森林などで探す必要はないと思われる。
観察できる場所夏の夜の街灯、新しく照明の明るい自動販売機の周辺など

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