イシマキガイ

イシマキガイ ( A kind of Nerite )

名称(ヨミ)イシマキガイ
中分類巻貝類
小分類川、池の巻貝(カワニナ、タニシなど)
形態殻高2.5センチあまりのアマオブネガイ科の巻貝。殻頂(かくちょう)はあまり尖らず、全体に丸みがあるが、殻頂が淡水に侵されて欠けている個体も多い。緑褐色の地に細かな淡褐色の班があるが、あまり目立たない。殻口はDのような形で、内側のまっすぐな部分がの歯のように鋭くなっている。
概要【分布】
国内では千葉県以南、ユーラシア大陸では朝鮮半島南部からタイにかけて分布する。徳之島でも、河川の中・下流域で見られる。

【生態】
石やコンクリート護岸の表面の藻類を削ぎとって食べる。両側回遊で、幼生は海で成長して汽水域で稚貝となる。淡水にも生息できるため、徐々に川を上って中流にも生息する。

【島内の目撃情報】
おおむねどこの河川でも見られるが、衛生面を考えると秋利神川のキャンパスパーク東側周辺が観察しやすい。岡前川津辺の干潟で殻が見つかることもある。
観察できる場所川の下流から中流の石や護岸の水際

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