モンハナシャコ(ヨナマビーチ)

モンハナシャコ ( Peacock mantis shrimp, Harlequin mantis shrimp, etc. )

名称(ヨミ)モンハナシャコ
中分類シャコ目
小分類ハナシャコ科
形態体長15センチ前後になるシャコ。シャコはエビとは異なり、大きく発達した複眼が体の前端についており、向きを自由に動かすことができる。色の個体変異が大きく、赤や青、緑、黄など体や部位が様々な配色になる。総じて派手だが、地味な個体も見られる。
概要【分布】
西太平洋からインド洋の暖海に生息する。国内では相模湾以南で見られる。徳之島でも生物の多い砂地の海域やビーチで見られる。

【生態】
比較的浅い海域で、サンゴの岩陰や砂地に入口が二つある巣穴を掘る。生物界でトップクラスのスピード、時速80キロでパンチを繰り出し、巻貝、二枚貝、エビ・カニなどの甲殻類を叩き割って捕食する。パンチ力は、22口径の弾丸に匹敵する威力に達し、飼育する際に水槽を叩き割ることがある。視力は非常に発達し、CDの光学情報を見分けられるという。

【島内の目撃情報】
天城町内では、千間のダイビングや、ヨナマビーチのシュノーケリングで確認されている。
観察できる場所サンゴ礁周辺の砂地

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