青い尾が長い、バーバートカゲ

バーバートカゲ ( Barbour's skink, Barbour's blue-tailed skink )

名称(ヨミ)バーバートカゲ
中分類有鱗目(トカゲ、ヘビ)
小分類トカゲ科
形態全長15センチを超える細長いトカゲ。体より、尾がずっと長い。滑らかな鱗で覆われた体は黒っぽい褐色、5本の黄色い縦線があり、尾は光沢のある青≒メタリックブルーである。本土に生息するニホントカゲは成長すると尾の青さを失うが、本種は残る。あるいは、本種においても、成長と共に尾の青さが鈍くなる個体も見られる。

※トカゲ科トカゲ属(Plestiodon)は海外を含め、非常に良く似た近縁種が多数存在し、Five-lined skink や Blue-tailed skink などと呼ばれている。
概要【分布】
奄美群島、沖縄諸島の固有種。徳之島では、森林やそこを通る林道で見られる。

【生態】
森林の地上で、昆虫、クモ、カタツムリ、ミミズなどを捕食する肉食性。とても素早く、警戒心が強い。繁殖については、不明である。

【島内の目撃情報】
薄暗い森林内や林道わきで見られる。生息数が少ないためか、ニホントカゲのように庭先で見られることはほとんどない。
観察できる場所暗い森林を横切る道路、林道の路側

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