カラシラサギ ( Chinese egret, Swinhoe's egret )
名称(ヨミ) | カラシラサギ |
---|---|
中分類 | ペリカン目 |
小分類 | サギ科 |
形態 | コサギよりわずかに大きい、小柄なシラサギ。春の渡りのときに見られるため、ほとんどが夏羽である。夏羽では、くちばしが黄色く、後頭部の飾り羽が多数伸びている。足は黒く、足先が黄色い。コサギやクロサギの白色型と似ており、識別には注意が必要。コサギは飾り羽が2本で首が細長く、クロサギ白色型は足が灰色や薄緑色である。つまり、本種の頭と体はクロサギ白色型に、足はコサギにそっくりである。 |
生息種類 | 旅鳥 |
概要 | ※羽毛目的などで乱獲されたり、繁殖地が失われて激減している。一説には、個体数は2,500羽程度とされ、クロツラヘラサギよりも危機的で希少な種と言われている。 【分布】 朝鮮半島北西部の渤海、黄海東部周辺の河口や湿地で繁殖し、国内には稀に飛来する旅鳥である。徳之島では天城町のトリトリデッキ周辺や徳之島町の大瀬川で記録がある。 【生態】 干潟や浅い河川で小魚や、エビ、カニなどの甲殻類などを採餌する。ゆっくり歩きながら採餌したり、コサギに似た小走りや、クロサギに似た全身で突進するような採餌方法の場合もある。東南アジアなどで越冬した個体が、4~6月ごろ渡りの途中で飛来する。 【島内の目撃情報】 渡来するのは1羽か2羽で、トリトリデッキ周辺や岡前川津辺の前川河口周辺の干潟で、採餌する姿が見られる。徳之島町の大瀬川でも観察された。2010、2013、2015、2017、2019、2020、2022、2023、2024年に記録がある。他のサギ類と異なり、強力なはさみを持つハシボソテッポウエビのはさみを振りちぎって捕食する様子が観察されている。 |
観察できる場所 | 干潟や、干潮で浅くなった河川の下流域 |
関連動画 | https://drive.google.com/file/d/0Bz9RA7q_36_zRjJjbnA0SjFidlk/view?usp=sharing |
天城町の文化財、民俗、島の自然などに関わる情報を集め、公開しています。現在も様々な情報を日々登録し、拡大を続けています。古い写真、先祖から伝わる行事や昔話、貴重な農具や漁具などを調べていますが、まだまだ眠っている事物がたくさんあります。町民のみなさまが受け継がれた伝承や、お持ちの民具などがございましたら、ユイの館までお知らせいただけると幸いです。
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。
データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/amagi_isan/
なお、データベースに登録された写真や文書は、閲覧のほか個人資料や、教材等にご活用いただけるよう公開しています。ただし、それぞれ撮影者や筆記者の著作権がありますので、ご利用の際は天城町文化遺産データベースからの引用を明確にしてください。また、商用でのご利用については、お問合せください。言い伝え、民具などの情報や、データベースのご利用に関するご意見・ご質問は、天城町歴史文化産業科学資料センター・ユイの館( TEL:0997-85-4729 )までご連絡をお願いいたします。
データベースおよび関連コンテンツをまとめた、天城町 文化遺産データベース ポータルのURLは下記のとおり。スマートフォンサイトへのリンク、QRコードも用意しています。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/
広報あまぎと、データベースの連携企画、シリーズ天城遺産のURLは下記のとおり。
http://yuiamagi.html.xdomain.jp/amagi_isan/