クロハコフグ(雄)

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クロハコフグ ( Spotted boxfish, Whitespotted boxfish )

名称(ヨミ)クロハコフグ
中分類フグ目
小分類ハコフグ科
形態25センチほどになるハコフグの一種。雌雄異色。雄は体側がコバルトブルーで黒い縁取りのある黄やオレンジの斑点が、背は褐色で白い斑点が入る。雌は全体が黒く、白い斑点が入る。
概要【分布】
太平洋西岸域からインド洋の温帯、熱帯海域に分布する。ハワイやメキシコにはそれぞれ別亜種が分布する。国内では本州中部以南で見られ、徳之島でも穏やかなサンゴ礁周辺の砂地で見られる。

【生態】
雄は開けた水域を泳ぎ、雌はサンゴの陰にいることが多い。ゴカイや貝類、カイメン、海草などを食べる雑食性。

※ハコフグ科は、危険やストレスを感じると、皮膚からパフトキシンという粘液を出す。パフトキシンは全ての魚に有毒で、水槽などで飼育されている場合は、もろともに死滅することがあるという。人体には影響がないとされている。

【島内の目撃情報】
天城町内では、ヨナマビーチのサンゴ周辺で見られる。
観察できる場所流れの穏やかなサンゴ礁、アマモなど海草のある砂地周辺など

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